
現代美術家と批評家が、国を越えてモダンアートについて語ります
現代美術家で、インスタレーションも多く手掛けるアン・ギュチョルさん。創作の過程で見つめ描いたさまざまな“事物のうしろ姿”をまとめたエッセイ『それぞれのうしろ姿』(&books/2021年11月刊行)では、毎日を忙しく生きる私たちの思考を解きほぐし、あらたな視点をもたらしてくれます。
本書は、K-POPグループ、BTSのリーダー・RMさんが読んだことで話題に。アートへの愛が深いことで知られるRMさんはアン・ギュチョルさんの個展に訪れ、原書にサインをもとめたといいます。
今回は、『それぞれのうしろ姿』にちなみ、批評家として、また京都芸術大学教授・ICA京都所長であり社会思想や芸術文化に関し多角的で多面的な批評活動を行なう浅田彰さんと対談いただき、モダンアートについて、そしてBTS RMさんの美術眼についてそれぞれの視点から対談いただきます。
進行役は、アン・ギュチョルさんの作品や『BTSを読む』(柏書房)など書籍を多数翻訳されている翻訳家の桑畑優香さんです。
※登壇者のみなさんはオンラインにてご登壇のため、会場にはいらっしゃいません
※イベント会場の大スクリーンで一緒に楽しみましょう。先着申込50名
イベント参加⽅法
会場観覧チケット定員に達し次第終了
人数 会場先着50名
参加費 無料
オンライン どなたでも自由に観覧できます
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チケット情報
会場観覧チケット(先着50名)を下のボタンからお申込みください。
オンライン(YouTubeチャンネル)からはどなたでも自由にご覧いただけます。
出演

スピーカー アン・ギュチョル
1955年、ソウル生まれ。ソウル大学美術学部で彫刻を学ぶ。その後、美術雑誌の記者を経て、ドイツのシュトゥットガルト美術大学に留学。帰国後は韓国芸術総合学校で教鞭をとり、美術家としても本格的に活動を始める。月刊誌『現代文学』に11年間連載したなかから、67の文章と絵をまとめた『それぞれのうしろ姿』を刊行。

スピーカー 浅田 彰(あさだ あきら)
1957年生まれ。京都大学人文科学研究所助手、同経済研究所准教授を経て、2008年、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)大学院長に就任。現在は京都芸術大学教授・ICA京都所長。社会思想や芸術文化に関し多角的・多面的な批評活動を行なう。著書に『構造と力――記号論を超えて』(勁草書房)、『逃走論――スキゾ・キッズの冒険』『ヘルメスの音楽』(以上、筑摩書房)、『映画の世紀末』(新潮社)、対談集に『「歴史の終わり」を超えて』(中公文庫)、『20世紀文化の臨界』(青土社)などがある。

モデレーター 桑畑優香(くわはた ゆか)
ライター・翻訳家
早稲田大学第一文学部卒業。延世大学語学堂・ソウル大学政治学科で学ぶ。「ニュースステーション」ディレクターを経てフリーに。ドラマ・映画レビューやインタビューを「韓流旋風」「韓国語学習ジャーナルhana」「現代ビジネス」「AERA」「Yahoo!ニュース 個人」「好書好日」などに寄稿。共著『韓国テレビドラマコレクション』(キネマ旬報社)、訳書『韓国映画100選』(クオン)『花ばぁば』(ころから)『BTSを読む』(柏書房)など。
早稲田大学第一文学部卒業。延世大学語学堂・ソウル大学政治学科で学ぶ。「ニュースステーション」ディレクターを経てフリーに。ドラマ・映画レビューやインタビューを「韓流旋風」「韓国語学習ジャーナルhana」「現代ビジネス」「AERA」「Yahoo!ニュース 個人」「好書好日」などに寄稿。共著『韓国テレビドラマコレクション』(キネマ旬報社)、訳書『韓国映画100選』(クオン)『花ばぁば』(ころから)『BTSを読む』(柏書房)など。