大衆の注目を集めるコンテンツには独創的でしっかりとした世界観がある。本書はK-POP、Webtoon、ドラマ、映画、小説などの様々なジャンルにわたって、それぞれの世界観の設定の仕方や特徴を紹介する。
世界観という単語はどこからきて、どのような経緯で現在の意味で使われるようになったのか。著者の解説を読み進めると、世界観が書籍コンテンツだけではなく、ビジネスマーケティング、ブランディング、ストーリーテリングにおいても、いかに重要な役割を担っているのかを理解することができる。
【著者紹介】イ・ジヒャン(이지향)。韓国の制作プロダクションであり出版社でもある「安全家屋(SAFE HOUSE)」でチーフストーリー・プロデューサーとしてコンテンツの企画、開発を担当。人の心を揺り動かすストーリーの力を信じ、ストーリーが強い生命力を持つように作家と市場の間で必要な調整を検討、実行している。