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参加出版社(韓国)
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소소담담

2015年にスタートした出版社。随筆専門雑誌発刊のために創立されたように、主に随筆・エッセイ類の専門出版社として成長してきました。特に随筆批評書と理論書の分野では屈指の実績を誇ります。
今後は地域の児童文学作品集と批評集の発刊にも力を入れていく予定。また、現代は紙の本の読者が大幅に減少している、いわゆるデジタル媒体の時代です。デジタル環境に合った新しいコンテンツを開発する出版社として再出発したいと考えています。さらに地域の優れた著者を探し、出版の機会を提供する仕事も推し進めていきます。

会社情報
소소담담(ソソダムダム)
대구광역시 북구 호국로43길 7-19, 201호(大邱広域市 北区 ホグクロ43通り 7-19, 201号) 
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今年のおすすめ「ひらく一冊」

『ムアの5色の虹(무아의 오색무지개)』

イ・シグ(이시구)著、キム・ソジン(김소진)絵
2021年3月12日出版(出版社:ソソダムダム)
ジャンル:童話
ページ数:184ページ

童謡「虹」の中に出てくる虹は、私たちが考える7色ではなく5色です。これは私たちの先祖が、陰陽五行の文化と思想に基づいて色彩を捉えていたからです。色を感知し区分する方法には国ごとの文化や情緒が反映されており、同じ虹を見てもそれぞれ違った表現がなされます。この本は、私たちの情緒と伝統文化を正しく伝えたいとの思いのもと制作されたものです。

 

【著者紹介】
イ・シグ(이시구):ソウル生まれ育ち。2003年、児童文学評論で登壇し、大学院で児童文学を学んだ。自身の物語が一曲の歌や音楽のように伝わればうれしいです。

キム・ソジン(김소진):作画を担当した本に『海を抱いた子ども』など。

『共感ロボット トラ(공감 로봇 토라)』

ユ・ジヨン(유지영)著、シン・ウンスク(신은숙)
2022年10月13日出版(出版社:ソソダムダム)
ジャンル:童話
ページ数:116ページ

自分の感情を積極的に伝えるよりも、共同体や相手を配慮して礼儀を大切にする私たちの文化。他人の前で感情表現をどうしたらいいか分からない人も多いのではないでしょうか。こうした文化の中で、子どもたちは自分の気持ち、感情を鮮明に理解し、友達と関係を形成していくことに少なからず難しさを抱えています。この童話では、共感ロボットの「トラ」を案内人として、自分の気持ちを正直に話し、他人の気持ちにも共感する方法を学びます。

 

【著者紹介】
ユ・ジヨン(유지영):多様な存在が登場する物語を聞いたり書いたりすることが好き。2018年、東亜日報新春文芸にて「コンビニに来たあの世の使い」で登壇。童話「クジラのララをお願い』などを出版。学校や図書館で子どもたちに会い、地道に童話を書き続けている。

シン・ウンスク(신은숙):文・絵を手がけた本に『5回泣いたら話す猫のキノ』、絵を手がけた本に『犬と猫の秘密の時間』『旅行に出るよ』『星が近づいてきた』『幼稚園に行かない方法』などがある。

『さわがしく(소란하게)』

チェ・アラン(최아란)著
2024年7月16日出版(出版社:ソソダムダム)
ジャンル:随筆
ページ数:243ページ

作家の2冊目となる随筆作品集。前作『お姉さんの椅子』で追及した母性生態主義(女性に対する搾取は自然に対する搾取とつながっており、両者への抑圧の解消を求める主張)を継承しながら、より実践的な思いに深化させた。生態、人権、児童/女性/障害者の平和などをテーマにした文章が収録されている。政治への目を持ち、正しいことをしようと行動し続けることの大切さを説いている。キム・ヒョウン画家による挿絵がアクセントとなり、決して堅くない読み心地。

 

【著者紹介】
チェ・アラン(최아란):歴史を学び、広告やドラマ制作に携わったのち、結婚して子育てをしながら随筆を書く。いい文章を書くためにいい人生を生きるようにしている。正直な先輩、健康な同僚、大丈夫なママになりたくて、知ったこと、信じることを実践しようと努力している。

関連イベント

共 催:⼀般社団法⼈ K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実⾏委員会
後援:(一財)⽇本児童教育振興財団、
韓国⽂学翻訳院、アモーレパシフィック財団、
李熙健韓日交流財団、(公財)一ツ橋綜合財団、
(一財)SUN教育支援機構、
永田金司税理士事務所、株式会社クオン