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参加出版社(韓国)
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이야기장수

近ごろの読者たちの目線と手を捉えて離さない、勇敢で面白い語り手が誕生!
あなたを泣き笑いさせる新しい「物語の場」がひらかれていきます。イ・スラ、ファン・ソヌ、キム・ハナなど、韓国のスター作家たちが集まる出版社「イヤギチャンス」です。

会社情報
이야기장수(イヤギチャンス)
경기도 파주시 회동길 455-3, 3층(京畿道 坡州市 フェドン通り 455-3, 3階) 
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今年のおすすめ「ひらく一冊」

『家女長の時代(가녀장의 시대)』

イ・スラ(이슬아)著
2022年10月7日出版(出版社:イヤギチャンス)
ジャンル:長編小説
ページ数:316ページ

「家女長」――、生計を担い、世界を背負う娘たちの名前だ。
大人気ニュースレターの書き手であるイ・スラによる初の長編小説。

 

“完全に恋に落ちてしまった。「私」から「あのひと」の世界へと入っていく、作家イ・スラ第2幕のはじまり。”(小説家 キム・チョヨプ)

 

「家女長」である主人公の物語。祖父が統治する家の中で生まれた女の子がすくすくと育ち、家庭を統治する。出世物語が生まれにくいこの時代に、文章を書くことで立派に生計を立てた娘が、家庭の経済権と主権を握る。家父長制が敷かれた家では決して起こることのない美しく痛快な革命が起こる。小説の中で、イ・スラは堂々と宣言する。
“かれらの家には家父長も家母長もいない。今、まさに「家女長」の時代が始まった”

※CCCメディアハウスより『29歳、今日から私が家長です。』のタイトルで2024年4月に翻訳出版

 

【著者紹介】
イ・スラ(이슬아):1992年、ソウル生まれ。ニュースレター「日刊イ・スラ」を発行し、出版社も運営する。エッセイ『日刊イ・スラ随筆集』『私は泣くたびにママの顔になる』『心身鍛錬』、インタビュー集『きれいな尊敬』『新しい気持ちで』『創作と冗談』など著書多数。Instagram:@sullalee

『女ふたり、暮らしています。[改訂増補版](여자 둘이 살고 있습니다 [개정증보판])』

キム・ハナ(김하나)、ファン・ソヌ(황선우)著
2024年8月26日出版(出版社:イヤギチャンス)
ジャンル:エッセイ
ページ数:320ページ

“キム・ハナ、ファン・ソヌ作家は家族の概念を再定義した”(ニューヨーク・タイムズ)

 

2024年夏「ニューヨーク・タイムズ」にて、ふたりの韓国人女性作家の話が話題を集めた。配偶者でも血縁者でもない「組立式家族(DIY FAMILY)」の形で同居をするキム・ハナ、ファン・ソヌ作家。韓国における家族構造の地殻変動を象徴する人物として、また伝統や旧習に縛られず新しい生き方を開拓する人物として、同世代の女性たちに影響を与えていると報道されたのだ。
韓国で一大旋風を巻き起こしたベストセラーに、新たなエッセイと未公開の写真を加えた改訂増補版。日本の読者にも改めて、ぜひ手に取ってもらいたい。
※初版はCCCメディアハウスより2021年2月に翻訳出版

 

【著者紹介】
キム・ハナ(김하나):1976年、釜山・海雲台出身。19歳の時からソウルにて多種多様な住居形態で生活してきた。ファン・ソヌと共に暮らす中で、これまでにない安定感と激しい波風を同時に味わった。近頃は読んで書いて聞いて話す人として生きている。『話すことを話す』『力の抜き方の技術』『15度』『あなたとわたしのアイデア』などを書いた。

ファン・ソヌ(황선우):1977年、釜山・広安里出身。18歳の時に海を離れてソウルへ来た。麻浦区の中でだけ何度も引越しをし、一人用家具と共に生きてきたが、キム・ハナと二人用家具をそろえ、広い家で猫4匹と共に暮らすことになった。20年間、雑誌を作りインタビューする仕事を続け、そのうちの大部分はファッション誌『W Korea』編集部で働いた。著書に『愛していると言う勇気』『最善を尽くすと死ぬ』など。

 

※共著に『クイーンズランド姉妹都市:女ふたり、旅しています』がある。ほか、ポッドキャスト〈ヨドゥルトーク(여둘톡: 여자 둘이 토크하고 있습니다=女ふたり、トークしています)〉を毎週配信している。

『たのしい大人(즐거운 어른)』

イ・オクソン(이옥선)著
2024年8月26日出版(出版社:イヤギチャンス)
ジャンル:エッセイ
ページ数:248ページ

豪快な一喝とからりとしたユーモア、凛々しさを備えた、私たちが待っていた大人の登場!
イ・オクソン作家は、独自性のある語りと文章によって女性読者たちを獲得しているキム・ハナ作家の母親。キム・ハナ作家は、「人生に対して、さらには子どもに対しても壮大な野望や期待をかけない母親のおかげで負担のない我が道を歩めた」と話す。
そんな世間とは違う方式で家庭を回してきたイ・オクソン作家が、初となる単独エッセイを発表した。日々に追われ戦々恐々とする現代人に対し、イ・オクソン作家は「ざっくり」「最善を尽くさず」「すべては過ぎること」という心持ちで生きてみろと伝える。
他にも、「絶対に有名になるな」「私の夢は孤独死」「あんたのことなんか誰も見ていない!」「女は義理」「だめな男に出会って人生が壊れた女はいても、男に出会わなかったから人生が壊れた女なんていない」など奇想天外な名言ばかり。“たのしい大人”が教える世の中の泳ぎ方がぎゅっと詰まった一冊。

 

【著者紹介】
イ・オクソン(이옥선):1948年、慶尚南道の晋州で生まれた。3年ほど教師として働いた後、1歳の息子を連れて夫が教師をしている釜山へ移った。以降は、경단녀=「경력」(経歴)が 「단절」(断絶)した 「녀」(女)つまり専業主婦として生活。著書に、娘キム・ハナを生んだ日から5歳の誕生日までの日々を記録した『ビクトリーノート』がある。

関連イベント

共 催:⼀般社団法⼈ K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実⾏委員会
後援:(一財)⽇本児童教育振興財団、
韓国⽂学翻訳院、アモーレパシフィック財団、
李熙健韓日交流財団、(公財)一ツ橋綜合財団、
(一財)SUN教育支援機構、
永田金司税理士事務所、株式会社クオン