書籍購入
Home > お知らせ > 別れの谷――消えゆくこの地のすべての簡易駅へ

お知らせ
NEWS

2020.10.23
別れの谷――消えゆくこの地のすべての簡易駅へ

「わたしのことを記憶しつづけていてください」
夢から覚めたとき、それは見捨てられた駅が話しかけてきたのだと思った。この小説はそんなふうにして生まれた。だから、二人の男、それから二人の女をめぐるエピソードより成るこの小説の本当の主人公はあの簡易駅なのだ。
「別れの谷」という悲しき名を背負ってそこに生まれた駅は、もはや皆からは忘れられ、跡すら残すことなく、 ひとり消え去ろうとしている…… (作者のことばより)
江原道の旌善(チョンソン)に位置する、山間の小さな駅『別於谷』。今はすでに廃駅となっているが、1970年代までは故郷を離れる人とそこに残る人とが別れを惜しんだ。駅は多くの人びとの行きかいを見つめ記憶してきた。その記憶の堆積をていねいに解きほぐすように物語は展開する。

共催


主管:K-BOOKフェスティバル実行委員会
後援:一般財団法人日本児童教育振興財団、
公益財団法人 韓昌祐・哲文化財団、
アモーレパシフィック財団、韓国文学翻訳院、
株式会社クオン、永田金司税理士事務所