
東京・神保町のチェッコリから始まる「アジアの本屋の旅」は、韓国、台湾、香港を巡るなかで「その町の自由を支える者たちを訪ねる旅」でもあった。 【登場するおもな書店】台北の誠品書店、槐山の森の中の小さな本屋、光州のノクドゥ書店、ソウルのプルムジル、東京の内山書店、大阪のジュンク堂書店難波店、那覇の市場の古本屋ウララなど 自著『「本屋」は死なない』が東アジア各国で翻訳刊行されている石毅史が、国境をひとつ超えて出会った本屋の物語り。東京新聞の連載コラムに、香港・銅鑼湾書店の元店長インタビューなどの書き下ろしを追加して単行本化。