
“映画監督・是枝裕和氏絶賛!
「私はイ・ギジュを知らない。なのに、私は確かに彼と同じ風景をかつて見ていたような錯覚を覚えた。記憶の底から、その匂いまでも蘇らせ、そっと手渡してもらったような、そんな言葉の宝庫だった」
あなたが日々何気なく発する一言の、「言葉の温度」は何度ですか?
私たちが紡ぎだすひとつひとつの言葉には、それぞれに固有の温度がある。心地よい温かさで人を癒す言葉、熱すぎたり冷たすぎたりで誰かを傷つける言葉…日々の何気ない会話に耳をそばだて、本や映画の胸を打つ一節を心に留め、それらの言葉のもつ大切さや切実さを語りつくす。韓国で異例の150万部突破、社会現象にもなったベストセラーエッセイ。”