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参加出版社(韓国)
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今年で15周年を迎えた出版社「タル(月)」は、あたたかな感性が宿るエッセイや旅行記のほか、人間らしさが香り立つ実用書、小説など、読者の人生に心強いアンダーラインを引いてくれるような本を作っています。
いい文章は心に残り、私たちを光の方へと引っ張っていってくれます。ほんのりと明るい月の光のような物語を日本の読者たちにも手渡したいです。

会社情報
달(月)
경기도 파주시 회동길 455-3(京畿道 坡州市 フェドン通り 455-3) 
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今年のおすすめ「ひらく一冊」

『心引かれ [改訂版](끌림 [개정판])』

イ・ビョンニュル(이병률)著
2010年7月1日出版(出版社:タル)
ジャンル:旅行エッセイ
ページ数:304ページ

“旅行エッセイ”というジャンルを形作りイ・ビョンリュル詩人の代表的な散文集。再び発つためには必ず戻ってこなければならない。途切れさせられない運命の道が「旅行」だとイ・ビョンリュル詩人は述べる。その「道」の途上で書いて撮影した、人間と縁、そして愛の話。

2005年に初版が販売されて以降、類書に多大なる影響を与えた、詩人の感性が溢れる一冊だ。
※マガジンハウスより『いつも心は旅の途中』のタイトルで2024年8月に翻訳出版

 

【著者紹介】
イ・ビョンリュル(이병률):詩人。旅行フォトエッセイスト。忠清北道・堤川で生まれ、ソウルで育った。1988年、ソウル芸術大学校文芸創作科を卒業、1995年に韓国日報の新春文芸賞で詩が評価され文壇デビュー。2006年、第11回韓国詩学作品賞、2018年、第6回発見文学賞、2021年、第8回パク・チェサム文学賞を受賞。1988年から2008年まで韓国の各放送局でラジオ音楽放送の構成作家として活動した。現在は出版社「文学トンネ」のグループ社である「タル(月)」代表を務める。

『いったい何をして生きている人間かと(대체 뭐하자는 인간이지 싶었다)』

イ・ラン(이랑)著
2016年12月23日出版(出版社:月-タル)
ジャンル:エッセイ
ページ数:288ページ

映画を撮り、歌を作り、唄い、絵を描くイ・ラン作家のエッセイ。イ・ランにとって芸術とは、この社会を楽しく、喜びを感じながら生きていく唯一の方法。同書は芸術家イ・ランが自分自身に、あるいは世の中に投げかける終わりのない質問だ。
笑いと切なさが滲む文章で、日本でもすっかり人気作家として定着したイ・ランのヒット作を原書でも。かのじょならではの言葉づかいや独特のリズムに触れられるはず。

※リトルモアより『悲しくてかっこいい人』のタイトルで2018年11月に翻訳出版

 

【著者紹介】
イ・ラン(이랑):「一つのことだけやれ」という言葉をしょっちゅう聞かされる人間だが、一つのことだけでは食べて生きていくことが難しいため、5つくらいの仕事をしている。フルアルバム「ヨンヨンスン」「オオカミが現れた」「神様ごっこ」を発表し、著書に『何卒よろしくお願いいたします』『好きでしていることでもお金は必要です』などがある。イ・ランは本名。

『季節の散文(계절 산문)』

パク・ジュン(박준)著
2021年12月20日出版(出版社:月-タル)
ジャンル:エッセイ
ページ数:184ページ

パク・ジュン詩人の2冊目となる散文集。四季を通り過ぎながら詩人が届ける季節のあいさつ。その中でも敬語で書かれた文章は、季節の1ページをめくった誰かにそっと手渡す手紙のようでもあり、詩人自身のひっそりとした独白のようでもあり、過ぎ去った日々に思いを馳せる回顧のようでもある。そのように書き綴られた詩人の言葉は、読者の物語とも混じり合いながら広がっていくだろう。

 

【著者紹介】
パク・ジュン(박준):詩人。1983年、ソウル生まれ。2008年に『実践文学』で文壇デビュー。詩集『あなたの名前をつけようとして何日か過ぎた』『私たちは一緒に梅雨を見ることもできます』、散文集『泣いたって変わることは何もないだろうけれど』、詩と絵本『私たちは、アンニョン』などがある。

関連イベント

共 催:⼀般社団法⼈ K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実⾏委員会
後援:(一財)⽇本児童教育振興財団、
韓国⽂学翻訳院、アモーレパシフィック財団、
李熙健韓日交流財団、(公財)一ツ橋綜合財団、
(一財)SUN教育支援機構、
永田金司税理士事務所、株式会社クオン