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韓国文化を楽しめる出店者
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여행자의 책

大邱国際空港の向かい側にある「旅行者の本」は、1階が本屋とカフェ、2階がBook Stayスペース(本に囲まれながら宿泊・滞在できる空間)となっており、大邱旅行のはじまりと終わりを装飾します。
成田国際空港と大邱国際空港の間は直行便が毎日飛んでいるので、心を決めさえすればあなたもすてきな人文旅行を始められます。

会社情報
여행자의 책(旅行者の本)
대구광역시 동구 불로동 1000-51(大邱広域市 東区 不老洞 1000-51) 
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今年のおすすめ「ひらく一冊」

『書店で出会った徐京植(서점에서 만난 서경식)』

キム・グヮンジェ(김광재)著
2024年10月2日出版(出版社:旅行者の本)
ジャンル:講義録
ページ数:112ページ

私たちの時代における様々な“境界”を見つめ行き来した徐京植(※)。

同書は、徐京植の本と出会って衝撃を受けて以降、長らく「先生」として慕ってきた著者による講義をまとめた一冊だ。一般市民を対象に行った講義では、徐京植の本をテキストとしながら、自己のアイデンティティなど、多彩なテーマで思索を深めた。講義の名場面をそのまま活字にし、臨場感まで再現している。
※徐京植(1951年2月18日-2023年12月18日)、京都生まれ。在日朝鮮人作家、文学者。1974年3月、早稲田大学第一文学部仏文科卒。在学中の1971年、兄の徐勝・徐俊植が韓国留学中に逮捕。以後、2人が釈放される1990年まで救援運動に奔走。著書に『長くきびしい道のり:徐兄弟・獄中の生』『分断を生きる:「在日」を超えて』『子どもの涙:ある在日朝鮮人の読書遍歴』『在日朝鮮人ってどんな人?』など多数(東京経済大学「徐京植さんを偲ぶ会」サイトより一部引用)。

 

【著者紹介】
キム・グァンジェ(김광재):嶺南日報の元記者。いくつかの新聞媒体にコラムを連載中。図書館と書店にて、一般市民たちとの読書会を開催している。

『みんなのパラム(모두의 바람)』

パク・ジュヨン(박주연)ほか著
2024年10月10日出版(出版社:旅行者の本)
ジャンル:絵本童話
ページ数:112ページ

書店に暮らす犬・パラム(日本語で“風”)の目を通して描かれる、本のある風景。書店の内と外を行き来する人々の姿を10のエピソードで紹介する。パラムは、「旅行者の本」で実際に飼われているペットだ。インスタグラムの投稿にも、かわいらしい写真がときどき登場する。

 

【著者紹介】
パク・ジュヨン(박주연)ほか:人文書店「旅行者の本」を運営する人々が、文と絵を直接担当して制作した。

『ジョンオのまち(정오의 거리)』

イ・ジョンオ(이정오)著
2024年10月31日出版(出版社:旅行者の本)
ジャンル:旅行エッセイ
ページ数:224ページ

衝動に突き動かされるまま、30ヵ国の国境を越えた著者の本格旅行エッセイ。文章を追ううち、いつの間にか自分もその旅路をなぞっているような気分になれる。気がつくと空港にいるかもしれない。あるいは一息ついて、「ここは自分の家だった」と正気に戻るかもしれない。旅行の良さを伝え、強く勧める1冊。

 

【著者紹介】
イ・ジョンオ(이정오):旅行が本業になりつつある、広告翻訳会社の会社員。給料はすべて旅行に注ぎ込み、まずはチケットを購入してからあとのことを考える。「今日の運勢」よりも「今日の旅行」を信仰のように崇め、次はまたいつ旅行に行けるだろうかと思案する日々。

関連イベント

共 催:⼀般社団法⼈ K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実⾏委員会
後援:(一財)⽇本児童教育振興財団、
韓国⽂学翻訳院、アモーレパシフィック財団、
李熙健韓日交流財団、(公財)一ツ橋綜合財団、
(一財)SUN教育支援機構、
永田金司税理士事務所、株式会社クオン