朝鮮後期を代表する画家、金弘道(キム・ホンド)は、山水画や風俗画で広く知られています。彼は正祖の命により〈金剛四郡帖〉を描くため、50日余りに及ぶ写生旅行に出かけました。本書は、その旅の後日談をまとめたものです。著者は豊かな人文学的知識と資料をもとに、金弘道が描いた、あるいは通り過ぎたであろう金剛山や関東地方の名勝を、古い詩や散文とともに解き明かしていきます。歴史と芸術が織りなす旅路をたどるように味わえる一冊です。

도서출판 산책(図書出版サンチェク)は、江原道・春川を拠点に1993年に創業し、30年以上の歴史を持つ人文書専門の出版社です。
地域性と文学性を兼ね備えた作品を大切にしながら、人生の機微を映し出す本、長くそばに置いて読み返したくなる本をつくり続けています。
社名の「산책(散策)」のように、ゆったりとした思索の呼吸で本を紡ぐことを信条としています。日々の小さな散歩がひとときの休息となるように、一冊の本が読者に安らぎと深い思索の時間を与えてくれることを願っています。
主に文学、エッセイ、人文教養をはじめ、江原道地域の歴史や文化、人々の物語を掘り起こす仕事に力を注いできました。これからも地域の歴史と文化を伝えることに全力を尽くしてまいります。今回のK-BOOKフェスティバルで日本の読者の皆さまと出会えることを、とても楽しみにしています。
朝鮮後期を代表する画家、金弘道(キム・ホンド)は、山水画や風俗画で広く知られています。彼は正祖の命により〈金剛四郡帖〉を描くため、50日余りに及ぶ写生旅行に出かけました。本書は、その旅の後日談をまとめたものです。著者は豊かな人文学的知識と資料をもとに、金弘道が描いた、あるいは通り過ぎたであろう金剛山や関東地方の名勝を、古い詩や散文とともに解き明かしていきます。歴史と芸術が織りなす旅路をたどるように味わえる一冊です。

共 催:⼀般社団法⼈ K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実⾏委員会
後援:(一財)⽇本児童教育振興財団、韓国⽂学翻訳院、文化体育観光部、韓国出版文化産業振興院、
駐日韓国大使館 韓国文化院、李熙健韓日交流財団、アモーレパシフィック財団、株式会社THE STAR E&M、
(公財)一ツ橋綜合財団、(一財)SUN教育支援機構、BOOK MEETS NEXT事務局、
永田金司税理士事務所、株式会社クオン