誰かを思う気持ち、拒む気持ち、責任、放棄、やすらぎ、恐れ……。現代韓国文学の旗手が、みずみずしくも濃密に生の息遣いを描く。
第23回大山文学賞受賞作。
2017年から韓国文学のオクリモノシリーズを刊行、本年は『ママにはならないことにしました』韓国の低出生率がテーマのノンフィクション作品も出版しています。
誰かを思う気持ち、拒む気持ち、責任、放棄、やすらぎ、恐れ……。現代韓国文学の旗手が、みずみずしくも濃密に生の息遣いを描く。
第23回大山文学賞受賞作。
ある日突然言葉を話せなくなった女は、失われた言葉を取り戻すために古典ギリシャ語を習い始める。ギリシャ語講師の男は次第に視力を失っていく。ふたりの出会いと対話を通じて、人間が失った本質とは何かを問いかけていく。
若くして国内の名だたる文学賞を軒並み受賞しているキム・エラン。韓国日報文学賞を歴代最年少で受賞した表題作や、第1回大山大学文学賞を受賞した「ノックしない家」など9編を収載したデビュー作、待望の邦訳。
子どもを産まないと決めた著者は、同じ選択をした17人の女性たちに会いに行った。彼女たちの「ママにはならない」理由に、一つとして同じものはなかった。
出生率が「1」を切る現代の韓国で、子どもを持たずに生きる女性たちの悩みと幸せ。
共 催:⼀般社団法⼈ K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実⾏委員会
後援:⼀般財団法⼈ ⽇本児童教育振興財団、
韓国文学翻訳院、アモーレパシフィック財団、株式会社クオン、永田金司税理士事務所