
小説家。1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文学科卒。
1993年に季刊『文学と社会』に詩を発表、翌年のソウル新聞新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選して文壇デビュー。『菜食主義者』で李箱文学賞(2005年)、マン・ブッカー賞国際賞(2016年)を受賞した。
邦訳に『菜食主義者』(きむ ふな訳、クオン)、『少年が来る』(井手俊作訳、クオン)、『ギリシャ語の時間』(斎藤真理子訳、晶文社)、『そっと 静かに』(古川綾子訳、クオン)、『回復する人間』(斎藤真理子訳、白水社)、『すべての、白いものたちの』(斎藤真理子訳、河出書房新社)。