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ころから

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おすすめ書籍紹介

『増補版 沸点 ソウル・オン・ザ・ストリート』

チェ・ギュソク 著、加藤直樹 訳、クォン・ヨンソク監訳、解説
2018年8月刊、本体1,700円+税

1985年ソウル。大学生になった元”反共少年”のヨンホは、軍事独裁に抗議する市民が虐殺された光州事件の真実を知り、民主化運動にのめり込む。
しかし、軍政下の韓国では強大な権力の前に、また北朝鮮を真に恐れる市民の理解を得られず、敗北続きとなり、ヨンホも投獄されてしまう――。
1980年代の韓国を舞台に民主化運動を描いたグラフィックノベル。落涙必至の作品を『九月、東京の路上で』などの作者、加藤直樹が翻訳。映画『タクシー運転手』『1987、ある闘いの真実』とともに大きな注目を浴びた。

『花ばぁば』

クォン・ユンドク著、桑畑優香訳
2018年4月刊、本体1800円+税

韓国で妹の孫たちと暮らす「花ばぁば」は、日本軍「慰安婦」とされた過去を持つ。植民地時代に姉とともに海外の慰安所へ送られた花ばぁばは、性暴力被害で受けた傷をかかえ故郷に戻る。しかし、経済発展に突き進む社会に、彼女の居場所はなかった――。
1990年代から韓国の絵本界を牽引してきたクォン・ユンドクの代表作を日本語訳。元日本軍「慰安婦」とされたシム・ダリョンさんの証言をもとに、「花ばぁば」の物語が韓国伝統美術の技法を駆使した美しい絵とともに描かれます。

『草 日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー』

キム・ジェンドリ・グムスク 著、都築寿美枝、李昤京訳、原正人監訳、解説
2020年2月刊 、本体3000円+税

日本軍「慰安婦」とされたイ・オクソンは貧しい家庭に生まれ、無学のまま中国へ送られ慰安所での「仕事」を強要される。しかし、その苦しみは1945年の日本敗戦で終わることはなく、生きるための選択が、結果として次々に困難を招く。そして、55年を経て帰国した韓国社会は容易に元「慰安婦」を受け入れることはなかった――。
韓国出身のグラフィックノベル作家、キム・ジェンドリ・グムスクの作品を完訳。480ページに及ぶ大作は、ニューヨークタイムズが「ベストコミック2019」に選定するなど欧米でも高く評価され、世界8カ国語に翻訳されている。日本語版限定で、バンド・デシネ翻訳家、歴史学者らの解説を収録。

『韓国が嫌いで』

チャン・ガンミョン 著、吉良佳奈江 訳
2020年1月刊、本体1800円+税

「韓国社会が押しつけてくる生きづらさに、屈するものかともがいて国外脱出する主人公。彼女に激しく共感するうち、気づいた。これって、日本社会と同じじゃん!」(星野智幸の推薦コメントより)

大学を卒業し、正規社員になったケナだが、「韓国が愛しているのは韓国に役立つ人とモノだけ」との疎外感がぬぐえずオーストラリアを目指す。そこで出合う人種差別と内なる差別心に気づくケナの決断は――
韓国で人気のチャン・ガンミョン作品を初邦訳。『82年生まれ、キム・ジヨン』と同シリーズとして刊行された本書は、そのアンサーにもなっている。「キム・ジヨンは、どうすれば病まずに暮らせたのか」との問いへの。

『本屋がアジアをつなぐ 自由を支える者たち』

石橋毅史著
2018年8月刊、本体1700円+税

東京・神保町のチェッコリから始まる「アジアの本屋の旅」は、韓国、台湾、香港を巡るなかで「その町の自由を支える者たちを訪ねる旅」でもあった。 【登場するおもな書店】台北の誠品書店、槐山の森の中の小さな本屋、光州のノクドゥ書店、ソウルのプルムジル、東京の内山書店、大阪のジュンク堂書店難波店、那覇の市場の古本屋ウララなど 自著『「本屋」は死なない』が東アジア各国で翻訳刊行されている石毅史が、国境をひとつ超えて出会った本屋の物語り。東京新聞の連載コラムに、香港・銅鑼湾書店の元店長インタビューなどの書き下ろしを追加して単行本化。

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