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イベント情報
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開催⽇時:11月24日(日)13:30-15:00
UPDATE: 10.22

翻訳者対談「どれから読む? チョン・セラン作品」

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申込不要

邦訳本もとうとう10冊に!

2015年に初邦訳された『アンダー・サンダー・テンダー』を皮切りに、この11月に新たに翻訳出版される『私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯』と『J・J・J三姉弟の世にも平凡な超能力』とを加えて、計10冊が出版されます。2024年現在、日本国内で最も多くの邦訳本が登場しているチョン・セラン作品をこれから読み進めたいという方のために作品の魅力はもちろん、翻訳者として作品を訳す際の言葉の「足し算引き算」はどこにあったのかなど、翻訳にまつわるお話まで4人の翻訳者たちが語ります。


<チョン・セラン邦訳作品一覧>
『アンダー・サンダー・テンダー』(吉川凪 訳)
『フィフティ・ピープル』(斎藤真理子 訳)
『保健室のアン・ウニョン先生』(斎藤真理子 訳)
『屋上で会いましょう』(すんみ 訳)
『声をあげます』(斎藤真理子 訳)
『シソンから、』(斎藤真理子 訳)
『地球でハナだけ』(すんみ 訳)
『八重歯が見たい』(すんみ 訳)
『私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯』(すんみ 訳)
  ※2024年11月刊行予定
『J・J・J三姉弟の世にも平凡な超能力』(古川綾子 訳)
  ※2024年11月刊行予定

イベント参加⽅法

着席しての観覧は50席のため、当日開始15分前に指定の場所に先着順でお並びいただきます。

出演

吉川凪(よしかわなぎ)
仁荷大学国文科大学院で韓国近代文学専攻。文学博士。著書に『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ──高漢容と仲間たち』、訳書としてチョン・セラン『アンダー・サンダー・テンダー』、崔仁勲『広場』、李清俊『うわさの壁』、朴景利『完全版 土地』などがある。金英夏『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞。
斎藤真理子(さいとう まりこ)
韓国語翻訳者。主な訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』、ハン・ガン『別れを告げない』など。チョン・セランでは『フィフティ・ピープル』『保健室のアン・ウニョン先生』『声をあげます』『シソンから、』の翻訳を担当。2015年、パク・ミンギュ『カステラ』で第一回日本翻訳大賞受賞。
写真=増永彩子
すんみ
 翻訳家。早稲田大学文化構想学部卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了。訳書にウン・ソホル他『5番レーン』(鈴木出版)、キム・サングン『星をつるよる』(パイ インターナショナル)、ユ・ソジョン他『そしてパンプキンマンがあらわれた』(小学館)など。チョン・セランの訳書には『屋上で会いましょう』『地球でハナだけ』『八重歯が見たい』(以上、亜紀書房)、『私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯』(早川書房)がある。
スピーカー 古川綾子(ふるかわ あやこ)
神田外語大学韓国語学科卒業。延世大学教育大学院韓国語教育科修了。神田外語大学講師。NHKラジオステップアップハングル講座2021年7-9月期『K文学の散歩道』講師を務める。
主な訳書にハン・ガン『そっと 静かに』(クオン)、キム・エラン『外は夏』、キム・ヘジン『娘について』、チェ・ウニョン『わたしに無害なひと』(いずれも亜紀書房)、チョ・ナムジュ『ソヨンドン物語』(筑摩書房)、イム・ソルア『最善の人生』(光文社)、チョン・ハナ『親密な異邦人』(講談社)など。ユン・テホ『未生 ミセン』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。

イベント⼀覧

共 催:⼀般社団法⼈ K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実⾏委員会
後援:(一財)⽇本児童教育振興財団、
韓国⽂学翻訳院、アモーレパシフィック財団、
李熙健韓日交流財団、(公財)一ツ橋綜合財団、
(一財)SUN教育支援機構、
永田金司税理士事務所、株式会社クオン