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イベント情報
EVENT

開催⽇時:11月27日(日)11:00~12:30
UPDATE: 10.19

[2022]「その他の外国文学」の翻訳者の楽しみと苦しみ

申込不要

【K-BOOKフェスティバル2022】
↓↓↓アーカイブの視聴は下記からどうぞ↓↓↓


「その他の外国文学」の翻訳者の楽しみと苦しみ

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言語を越えて「翻訳者」に必要なこと、求められるものを知る!


Amazonの分類でいう「その他の外国文学」の翻訳者の強みは、同業者がいないゆえ独占・寡占できること、かもしれません。
一方で先輩、同輩、後輩の少なさは悩みの種でもあります。

今回のイベントでは、ノルウェー語、チェコ語、韓国語、チベット語の翻訳者の皆さんにお集まりいただいて、自身の言語、文学の魅力をアピールしていただきます。そしてご自身たちに続く後進育成のための取り組みもご紹介いただき、「翻訳者」という仕事に関心のある皆さんへの情報も公開します。

加えて、各言語ともに編集者も当然知識のない「その他」なので、どうしたらより作者や作品の魅力を伝え、企画として実現できるかを伝授していただきましょう。レジュメや企画書の作り方、編集者とのコネクションの作り方、助成金の重要性、原著者を味方につける方法などを実体験をもとにたっぷりとお話いただきます。

※会場観覧ご希望の方は必ず事前申込ください。先着50名


イベント参加⽅法

公式サイトトップページ、またはYouTubeにて無料でどなたでもご覧いただけます。

出演

スピーカー 青木順子あおき じゅんこ
1968年生。社会人の時に訪れたオーロラツアーでノルウェーに魅了された。 ノルウェー国立ヴォルダカレッジ、オスロ大学に留学。帰国後、ノルウェーの情報提供を目的としたコミュニティ・サイト「ノルウェー夢ネット」を開設。ノルウェー語講師、翻訳通訳、講演講師、ならびにブログやSNSを通じノルウェーの情報発信を行っている。 著書:『ノルウェー語のしくみ<新版>』、『ニューエクスプレスプラス ノルウェー語』など 訳書:『パパと怒り鬼―話してごらん、だれかにー』(G.ダーレ 文、S.ニーフース 絵、共訳)『うちってやっぱりなんかへん?』『わたしの糸』(ともにトーリル・コーヴェ作)
ノルウェー夢ネット:https://norway-yumenet.com
スピーカー 阿部賢一あべ けんいち
1972年、東京生まれ。東京外国語大学、カレル大学、パリ第4大学で学ぶ。現在、東京大学准教授、チェコ文学の翻訳者。著書に『複数形のプラハ』(人文書院)、『世界文学への招待 新訂』(共著、放送大学教育振興会)など。訳書にチャペック『白い病』『マクロプロスの処方箋』(岩波文庫)、ハヴェル『通達/謁見』(共訳、松籟社)、オウジェドニーク『エウロペアナ 二〇世紀史概説』(共訳、白水社、第一回日本翻訳大賞受賞)など。
スピーカー 斎藤真理子さいとう まりこ
韓国語翻訳者。翻訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、ファン・ジョンウン『ディディの傘』(亜紀書房)、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)、ハン・ガン『回復する人間』(白水社)など。著書に『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)。パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)で第一回日本翻訳大賞受賞。
写真=増永彩子
スピーカー 星 泉ほし いずみ
チベット文学翻訳者、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1967年千葉県生まれ。訳書にラシャムジャ『路上の陽光』、ツェワン・イシェ・ペンバ『白い鶴よ、翼を貸しておくれ』(ともに書肆侃侃房)、ラシャムジャ『雪を待つ』(勉誠出版)、共編訳書に『チベット幻想奇譚』(春陽堂書店)などがある。

共 催:⼀般社団法⼈ K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実⾏委員会
後援:⼀般財団法⼈ ⽇本児童教育振興財団、
韓国⽂学翻訳院、韓国出版文化産業振興院、
駐日韓国大使館 韓国文化院、李熙健韓日交流財団、
アモーレパシフィック財団、韓流 20 周年運営委員会、
永田金司税理士事務所、ソウル市場、
株式会社国際エキスプレス、株式会社クオン