作家ソ・ユミを語る!
ソ・ユミ著の短編小説集『誰もが別れる一日』が9月に刊行されました。ソ・ユミ氏は、同じ年に2つの文学賞を受賞し、韓国文学界で大きな存在感を放つ作家です。
本書に収録された6つの物語には、平凡な韓国の小市民たちの姿が描かれています。誰にでも訪れる人生の「不安」と「危機」。その断面を解剖し、人が「それでも生きていかなければならない」瞬間を残酷に、かつそっと包み込む温かさを持って描く本書。ソ・ユミが描き出すリアリズム世界の深淵を味わえます。
本イベントでは、ソ・ユミ氏について言及されてきた斎藤真理子さん、本書の訳者のお一人、金みんじょんさんをゲストに、本書や作家の魅力について自由に語っていただきます。
本書に収録された6つの物語には、平凡な韓国の小市民たちの姿が描かれています。誰にでも訪れる人生の「不安」と「危機」。その断面を解剖し、人が「それでも生きていかなければならない」瞬間を残酷に、かつそっと包み込む温かさを持って描く本書。ソ・ユミが描き出すリアリズム世界の深淵を味わえます。
本イベントでは、ソ・ユミ氏について言及されてきた斎藤真理子さん、本書の訳者のお一人、金みんじょんさんをゲストに、本書や作家の魅力について自由に語っていただきます。
イベント参加⽅法
着席観覧は50席のため、当日開始15分前に指定の場所に先着順でお並びいただきます。
出演
斎藤真理子(さいとう まりこ)
韓国語翻訳者。主な訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』、ハン・ガン『別れを告げない』など。チョン・セランでは『フィフティ・ピープル』『保健室のアン・ウニョン先生』『声をあげます』『シソンから、』の翻訳を担当。2015年、パク・ミンギュ『カステラ』で第一回日本翻訳大賞受賞。
写真=増永彩子
写真=増永彩子
金みんじょん
ソウル生まれ東京育ち。10代で来日、KBSラジオや京郷新聞、雑誌『ヴォーグ』や『シリーズ マガジン』などを通して日本のニュースを紹介し日本文化を韓国に伝える活動をしている。慶 應義塾大学総合政策学部卒業、東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程単位取得退学 。韓国語の著書に『母の東京 —— a little about my mother』『トッポッキごときで』、韓国語へ の訳書に『那覇の市場で古本屋』(宇田智子著)『太陽と乙女』(森見登美彦著)『海を抱い て月に眠る』(深沢潮著)など。日本語への訳書に『私は男でフェミニストです』(チェ・ス ンボム著)がある。