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イベント情報
EVENT

開催⽇時:11月24日(日)11:00-12:00
UPDATE: 10.22

『誰もが別れる一日』刊行記念トークイベント 「危機」と「不安」を描く韓国リアリズム文学にせまる 斎藤真理子×金みんじょん

申込不要

作家ソ・ユミを語る!

ソ・ユミ著の短編小説集『誰もが別れる一日』が9月に刊行されました。ソ・ユミ氏は、同じ年に2つの文学賞を受賞し、韓国文学界で大きな存在感を放つ作家です。
本書に収録された6つの物語には、平凡な韓国の小市民たちの姿が描かれています。誰にでも訪れる人生の「不安」と「危機」。その断面を解剖し、人が「それでも生きていかなければならない」瞬間を残酷に、かつそっと包み込む温かさを持って描く本書。ソ・ユミが描き出すリアリズム世界の深淵を味わえます。

本イベントでは、ソ・ユミ氏について言及されてきた斎藤真理子さん、本書の訳者のお一人、金みんじょんさんをゲストに、本書や作家の魅力について自由に語っていただきます。

イベント参加⽅法

着席観覧は50席のため、当日開始15分前に指定の場所に先着順でお並びいただきます。

出演

斎藤真理子(さいとう まりこ)
韓国語翻訳者。主な訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』、ハン・ガン『別れを告げない』など。チョン・セランでは『フィフティ・ピープル』『保健室のアン・ウニョン先生』『声をあげます』『シソンから、』の翻訳を担当。2015年、パク・ミンギュ『カステラ』で第一回日本翻訳大賞受賞。
写真=増永彩子
金みんじょん
ソウル生まれ東京育ち。10代で来日、KBSラジオや京郷新聞、雑誌『ヴォーグ』や『シリーズ マガジン』などを通して日本のニュースを紹介し日本文化を韓国に伝える活動をしている。慶 應義塾大学総合政策学部卒業、東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程単位取得退学 。韓国語の著書に『母の東京 —— a little about my mother』『トッポッキごときで』、韓国語へ の訳書に『那覇の市場で古本屋』(宇田智子著)『太陽と乙女』(森見登美彦著)『海を抱い て月に眠る』(深沢潮著)など。日本語への訳書に『私は男でフェミニストです』(チェ・ス ンボム著)がある。

イベント⼀覧

共 催:⼀般社団法⼈ K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実⾏委員会
後援:(一財)⽇本児童教育振興財団、
韓国⽂学翻訳院、アモーレパシフィック財団、
李熙健韓日交流財団、(公財)一ツ橋綜合財団、
(一財)SUN教育支援機構、
永田金司税理士事務所、株式会社クオン